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【2日目終了】第11回協働型災害訓練in杉戸〜Femtech Resilience(フェムテック レジリエンス)・女性目線の防災を考える〜」

【2日目終了】第11回協働型災害訓練in杉戸〜Femtech Resilience(フェムテック レジリエンス)・女性目線の防災を考える〜

11回目となった協働型災害訓練in杉戸

今年のテーマは「〜Femtech Resilience(フェムテック レジリエンス)・女性目線の防災を考える〜」。

以下、2日目のレポートをさせて頂きます(文責根岸)。

10:00 【災害支援xテクノロジー】〜能登半島地震支援リアルレポート〜

 (市民キャビネット災害支援部会 部会長 松尾道夫

  市民キャビネット災害支援部会 輸送部隊 大道靖久

   NPO法人市民航空災害支援センター 代表理事 竹田好孝

  株式会社NTT e-Drone Technology サービス推進部 司波将)

今年の1月1日に発生した能登地震の救援支援に関わった輸送隊(トラック・ヘリコプター・ドローン)の活動報告を行いまいした。活動の状況はこちら

※NPO法人市民航空災害支援センターについてはこちら

ドローンの運用については興味を持っている人からの質問が多く入っていました。

NPO法人日本捜索救助犬協会の江口さん、わくわくネット・はくい 理事長 轟千栄子(小児科医)は残念ながら、ご参加出来ませんでしたが、支援活動に御尽力されています。御活躍には頭が下がる思いです。お気をつけてご活動頂きたくよろしくお願いします。



11:30 休憩(会場は防災食体験(昼食、無料)あり)

特定非営利活動法人フードバンク埼玉から保存食3食セットを提供頂きました。

そのまんまご飯の常温の体験と暖かい豚汁、大根、人参、保存用パンを頂きました。



12:30 【生理xテクノロジー】〜月経痛体験システム開発について〜

 (奈良女子大学 工学部 准教授 佐藤克成)

男性は体験できない月経痛を理解出来ないのは分かりますが、同性間でも個人差が大きく理解が難しいとことから開発されたということは驚きました。男性からは痛みを抱える女性への理解、女性からの月経痛の程度を知ることと見える化により月経痛を考える事のきっかけになったというお話でした。

これをきっかけに、様々な苦しみ。痛みに対する相互理解、思いやりの心が広まることを願っています。

月経痛の体験をオードリーがしたときの動画のサイトはこちら




13:30 【温活xテクノロジー】〜体を温める必要性と実践〜

 (温活アドバイザー 森美緒)

低体温と冷えのぼせの説明の後に温活に必要な衣類の素材や食材の選び方のお話がありました。小豆カイロでは、学生3名が体験されていましたが、暖かいという感想がありました。冷え性の方は体験してみると良いですね。




14:15 【抱っこ紐xテクノロジー】〜親子が安全に避難するために〜

 (助産師訪問PAM所長/まちの減災ナース指導者 大久保久美子(助産師))

市販のだっこひもは自分に合わない物もありますが、さらしの使い方に慣れることで自分に合わせる事ができる。更には両手を使えて機動力のある避難ができる。更には両手を使えて機動力のある避難ができる事ができる。もし、だっこひもが無い時は・・・?上着、リュック・・・、避難にも使える子育てバッグもあるようです。色々なアイデアを考えて「もしも」に備えることが大事ですね。




15:15【授乳xテクノロジー】〜授乳服でもっと世界を変えていく〜

 (有限会社モーハウス(Mo-house) 代表取締役 光畑由佳)

授乳環境の改善を洋服のデザインで考えることをテーマで赤ちゃんを抱きながらどこにでも行く事ができる。そして、災害が起きても活用することができるお話でした。ただ、公共の場での授乳には賛否両論で、授乳室があるのだからという反対意見もあるようです。普段の生活でも災害地の環境の中でもみんなで普通通りに生活していく環境づくりに授乳環境の向上が大事だと感じました。




16:15 【フィーメイルxテクノロジー】〜パネルディスカッション・フェムテックと防災〜

 (光畑由佳(有限会社モーハウス 代表取締役)・早川大(災害支援グループbousaring 代表)・安西正育(ベビカム株式会社 代表取締役​))

震災時の女性に対する問題、現時点で能登地震に現実的に発生している問題提起を行われた上でパネルディスカッションとなりました。避難所環境でのトイレやお風呂、授乳等の防備が薄くなりがちな環境を如何に改善していくのか?

日本には様々な災害が起きていて、現在も能登地震では多くの人が避難生活を送っています。今回の一連のお話で、現場踏査で発災時に起こりうる様々な問題を考えた上で、色々な境遇な人に対してどのように手を取り合っていくか、知るきっかけができたと思います。非常時には様々な問題が起き続けています。女性と男性、様々な境遇の人が手を取り合って互いの事を思いやり、いち早くより元の生活に戻り、より良い社会になることを願っています。




<実施概要>

名称 第11回協働型災害訓練in杉戸〜Femtech Resilience(フェムテック レジリエンス)・女性目線の防災を考える〜

日時 2024年2月9日(金)9:00-18:00/10(土)9:30-18:00

場所 ①彩の国いきいきセンターすぎとピア(〒345-0024埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根4742-1)、②zoom(オンライン)

対象

・最新の災害支援が知りたい人や団体

・ICSを学びたい防災担当者、関係者

・災害支援の仲間と出会いたい人や団体 など

参加 2日間のべ250名(会場のべ200名、オンラインのべ50名)

<体制>

主催 杉戸町・富岡町・川内村地域間共助推進協議会、一般社団法人協働型災害訓練(CDT)

共催 日本保健医療大学、立正大学地球環境科学部、市民キャビネット災害支援部会・スマートICT部会

協力 埼玉県危機管理課/共助社会づくり課、DMTC(東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター)、北葛北部医師会、東埼玉総合病院、奈良女子大学、認定NPO法人市民福祉団体全国協議会 、助産師訪問PAM、有限会社モーハウス、埼玉県災害ボランティア団体ネットワーク「彩の国会議」、全日本救助犬団体協議会、NPO法人埼玉県防災士会、動物支援ナース、公益社団法人ユ二バーサル志縁センター、NPO法人フードバンク埼玉、code for saitama、ビブリオテカ オカルタ、NPO法人埼玉県キャンプ協会、株式会社測設、防災まちづくりの会・東久留米、まちひとサイト(東京等中央区社会福祉協議会)、株式会社ホワイトボックス、防災普及学生団体 Genkai、NPO法人日本社会事業協会他

後援 こくみん共済coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)

<お問い合わせ・お申し込み>

・協働型災害訓練事務局(NPO埼玉ネット)

 TEL:0493817774

・杉戸町危機管理課(内線:288)

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